いのちの教育講演会

本校では、年に一度、「いのちの教育講演会」を実施し、生徒、教職員が生命の大切さや尊さを改めて認識し、自分や家族だけでなく、他人の命を大切に思う気持ちを育む機会としています。

今年度は、12月1日(土)3・4時限目に、公益社団法人「みやざき被害者支援センター」より 笹森 義幸氏をお迎えし実施しました。

十数年前、この宮崎の地で起きた悲惨な交通事故によって失われた、大切な我が子の『いのち』。

ある日突然交通事故でご家族を亡くされた被害者遺族として、日々の生活の中にある当たり前は、決して当たり前ではなくかけがえのないものだったと、失われて改めて気づかされた『いのち』の尊さを、事故当日の様子から現在に至るまでのお気持ちや、その後の貴重なお話を通して、およそ一時間にわたり講演していただきました。

 

『いのち』と向き合い、生き続けてこられた笹森氏。失われた『いのち』がもたらしたものは、消えることのない深い悲しみや後悔だけでなく、交通事故撲滅の活動や、畜産経営での挑戦など、ご自身のその後の生き方に対する道標であったと語られました。また、社会人野球日本選手権大会初出場という快挙を果たした「宮崎梅田学園」の方々が、野球が大好きだった息子さんが付けていた背番号「5」を永久欠番とし、その背番号「5」のユニフォームで、息子さんのベンチ入りを果たさせてくれたというエピソードも語ってくださいました。

『いのちの大切さ』や『人間の生き方』を、改めて考える貴重な講演会でした。