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平成24年度

校長室便り

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中学校修了式及び本校離任式(3月22日(金))

離任式 ◎離任式
 昨年より一足早く桜が満開になり、暖かく爽やかな春爛漫の季節になりました。 穏やかな春風とは裏腹に、学校はこの時期になると恒例の教職員との別れの日を迎えることとなります。 今回は、40年以上勤務された矢野先生や藤井先生を中心に12名の教職員が本校をご勇退ということになりました。 同じ釜の飯を食った者どうしであり大変寂しい気持ちであります。 大坪記念ホールにて生徒・教職員を前にして心のこもった別れの辞をいただきました。 生徒への思い、本校への思いがひしひしと伝わってまいりました。 新天地にてご健康に留意していただきながらご活躍を祈念したいと思います。
◎修了式
修了式  宮崎学園中学校・高等学校の中学校課程修了式を大坪記念ホールでお父さんお母さんやご家族の方々をお迎えし実施いたしました。 修了生42名を代表して土持実穂さんが3年間共に学んだ喜びを感動を全員の絆を透き通った声で凛々しく述べてくれました。 それに対して、高校2年生特進科代表の笠勇之介君が、 中学校課程修了のお祝いとともに高校で切磋琢磨しながら一緒に学び夢を実現させようと力強く歓迎の言葉を述べてくれました。 この代表二人の見事な挨拶を聞いていると、着実に我が学園の力強い足音が聞こえてくるようでした。
◎終わりに
終わりに  この1年、学校の様子や日頃考えている事を毎月3回ほど記載してまいりました。 本校の実情を少しでも紹介し理解していただければとの思いからでした。 1年間読んでいただいた方々に感謝申し上げます。 次年度も、宮崎学園中学校・高等学校の生徒達の健やかな成長を、 教職員が労を惜しむことなく応えていくということを肝に銘じながら、 より一層『行きたい学校・行かせたい学校NO1』目指し努力してまいりたいと思います。



プレセミナー・インターンシップ・課題研究(3月11日)

課題研究 1 プレセミナー(中学1年生入学予定者)
 宮崎学園中学校では中学校入学までに7回ほどの事前学習(プレセミナー)を実施しています。 小学校6年生の初々しい子供達が、緊張しながら中学校の授業を体験しています。 この41名の子供達の表情を見ると、真剣に一言も聞き漏らすまいという姿勢であり、授業の方も力が入ります。 保護者の方も一緒になって、授業参観していらっしゃる方もいます。 また、中学校の全教員が子供たちの様子を観察し入学後の授業や生徒指導に生かそうと張り切っております。(写真は谷口教頭 英語)

2 インターンシップ(経営情報科1年生)
 先週、経営情報科1年生の67名が宮崎観光ホテルやコープみやざき、 ホームプラザナフコなど多数の企業のご協力をいただきインターンシップを実施しました。 前回の普通科3年の福祉系の生徒や2年の保育系の生徒のインターンシップもそうでしたが、 今回も研修の心構えなど事前指導を徹底しました。 「挨拶もいいし返事もいい、大変素直で真面目」と評価をしていただき、安心したところであります。 ご迷惑を多々かけたとは思いますが、研修先の皆様のおかげで充実した社会体験研修が出来ました。 紙面ではありますが、ご協力ご指導いただき厚く御礼申し上げます。 課題研究

3 課題研究発表会(中学3年生)
課題研究  中学3年生が自らテーマを設定し、1年間かけて課題研究に取り組んできました。 3月8日にその成果を発表しました。 今年も、テーマが多岐にわたり、また、設定理由、仮説、調査方法、考察、感想など充実したものであり、 第2期生の真摯な努力がうかがえる内容でした。「時間不足」「分析不十分」など、研究する難しさを感じながらも、 テーマを追求する楽しみや新しいものの発見など、課題研究の醍醐味や達成した成就感など味わったと思います。



みどり会入会&卒業おめでとう(3月1日)

みどり会入会&卒業おめでとう ◎ 同窓会入会式(2月28日)
 2月28日(木)に本校同窓会(みどり会)入会式が行われた。 副会長の玉利さんのご挨拶や、卒業生代表(佐藤真和君)の力強い入会者代表挨拶がありました。
 本校同窓会の名称の由来を私なりに考えました。 「みどり」は本校のスクールカラーであり、
 ① 新芽や若い枝を表現する
 ② 新しく生まれた、みずみずしいものを表現する
 ③ 美しく艶やかな形容である
を意味します。 「みどり会」とは、本校の前身が宮崎女子高等学校でありましたので、 美しくあでやかな黒髪の生徒が青春を謳歌し卒業してつくる会、 そのみずみずしい心と若さをいつまでも忘れないよう、 失わないようにしようということで命名されたのではないでしょうか。 80周年、90周年、100周年という節目はもちろんの事、 みどり会が県内外各地で開催できるように期待したいと思います。

みどり会入会&卒業おめでとう ◎ 卒業式(3月1日)
 3月1日、多数の保護者の方々の見守る中、卒業式を厳粛に実施する事が出来ました。 本校を巣立つ生徒にエールを送るように、早春の穏やかな風が吹いていました。 生徒や保護者の心境はどうだったでしょう。式辞で述べた生徒の作品
     手紙
「お母さんの子供でありがとう」
手紙につづられたお母さんの言葉
娘の私も伝えたい言葉がたくさんある
どんなときもあなたがいて
信じてくれて 味方でいてくれて
自分のことのように 喜んでくれて
「私はひとりじゃない」
そう気づくことができた
笑顔も涙も優しさも
全部あなたゆずりで
叱ってくれた厳しい言葉さえも
今では胸の中で光る私の宝物
何度も何度でもあなたに伝えたい
「お母さんの子供で本当によかった」

これは,卒業生の気持ちを代表しているのではないでしょうか。 卒業生のこれからの活躍を祈念したいと思います。



修学旅行(2月21日(木))

修学旅行  宮崎空港の到着出口から大きなスーツケースとお土産を両手に疲れた表情も見せずニコニコと出てくる生徒達。 それを待ち受ける安心した表情の保護者の方々。私たちもほっと一安心する瞬間でした。
 先週、高校2年生の修学旅行を、 ①パリ・ウイーンコース ②北海道スキー体験コース ③関東コース の3コースに分かれて実施しました。 それぞれのコースとも天候に恵まれ、実りある思い出多き修学旅行になりました。さて、
①パリ・ウイーンコースでは
 音楽の都ウイーン、芸術の都パリは生徒達の目にどう映ったのでしょうか。 日本文化とは異なる文化に直接触れ感じる楽しみを味わってくれたでしょうか。 まさにグローバルな視点から将来の生き方を考える絶好の機会になったことでしょう。
②北海道スキー体験コースでは
 私たち南国に育った人間がめったに触れたり感じたりする事のない北海道の厳しい寒さと雪化粧はどうだったでしょうか。 大自然への畏敬の念とともにスキーの醍醐味を満喫しながらパウダースノーのゲレンデに大きなシュプールを描いたことでしょう。
③関東コースでは
 政治・経済や芸術文化そして物流の拠点である世界の大都市東京での体験研修は生徒の目にどう映ったでしょうか。 そして毎日がお祭りではないかと思うほどの人また人、その世界をリードする東京の雑踏の中で何を感じ何を思ったことでしょう。

修学旅行  日常の学校生活では得られない体験を通して見聞を広めるという修学旅行のねらいを果たしつつ、 それぞれ生徒達が目で見、耳で聞き、肌で感じことを、今後の生き方にどう生かしていくのか楽しみであります。
(追伸)
 出発前、ボーイング787型機の運行停止のため、日程変更等がありましたが、 今回担当していただいたJTB、日本旅行,航空会社の配慮でスムーズに実施する事が出来ました。ありがとうございました。


立志式(2月11日(月))

立志式  中学1、3年生や保護者が見守る中、中学2年生42名が一人ずつ大坪記念ホールの壇上に上がり、 誓いの言葉が書かれた色紙を掲げながら、堂々としかも凜とした声で立志の誓いを述べてくれました。
 ・・・・・私は、「己の力」を選びました。 自分はもっともっと頑張れば己の力を高められると思いこれを選びました。・・・・。と

 42名の生徒の決意表明である誓いの言葉はこれであります。

「真摯」「意地」「魂」「日進月歩」「仁」「先見の明」「行動力」「凜」
「七転び八起き」「己の力」「志気」「限界突破」「夢」「激走」「継続」「仁」
「努力」「楽」「青空」「道」「叶える」「希望」「努力は実る」「一段」「前進」
「独立自尊」「信頼」「実現」「交響」「夢」「初志貫徹」「階段」「感謝」「超」
「一生懸命」「即実行」「日向」「日々是鍛錬」「旅」「続」「温故知新」「自信」

立志式 一人一人の決意を聴いていると、誓いの言葉にはそれぞれの思いがあり、 大人の階段を一歩ずつ踏みしめながら歩もうとする意欲を感じますし、 人生をたくましく生き抜こうとする自覚、覚悟が出ていたように思います。頼もしい限りでした。
 また、先輩からという事で3年代表の矢野君が励ましの言葉を、関谷PTA会長さんからお祝いの言葉を、 そして綾心塾長の綾部正哉先生の『人生は選択の連続・その時君は!』と言う演題で講演をいただきました。 大変ご多用な中おいでいただきましたお二人には心から感謝申し上げます。

立志式  私の中学2年生時、立志式はなく、 さらに自分を反省し将来への覚悟や決意をみんなの前で発表した事も全くなかったように思います。 このように一つの節目として、自我を自覚する青年期の入り口で、自らみんなの前で主張する事は大切な事だとあらためて感じたところであります。


高校入試(2月1日(金))

高校入試  本校高校入試を昨日、一昨日実施いたしました。たくさんの受験生が緊張の面持ちで取り組んでいました。 本校には特進科、普通科、音楽科、経営情報科と4つの学科があり、それぞれ特色があり魅力ある学科です。 また本校は『礼節と勤労』を教育の根幹に据えて学校教育を実践していますので、是非本校で有意義な高校生活を送って欲しいと思います。

 話は変わりますが、先日、本校合唱部に鳴門市にご在住の81歳の方から1通のお手紙が届きました。
・・・昨秋NHK合唱コンクールで貴校の合唱を拝聴しました。 生徒の皆さんの醸しだされる筆舌に尽くせないほどの思いとなにものも寄せ付けない力強さと気品に圧倒され、 深く感銘を受けさせていただきました。 DVDで何回視聴しましてもここまで詩とその行間を読み取り、曲を感じ取り、 自分の思いを精一杯身体全体に託すその一途の学びの大きさに圧倒されました。 また、合唱部の皆さんが熊本県芦北町の富弘美術館まで学びに行ったという事を知り、 総てを学び取られてから歌に思いを込めて発表されたという事がよくわかり、やはりすごい筈だと思いました。・・・
 このようなお手紙いただきますと、合唱部はもちろん学校全体がますます元気がでますし勇気がわいてまいります。心から感謝申し上げます。

 本校では3年あるいは6年の間に、授業や部活動、学校行事とさまざまな教育活動がなされます。 生徒達はその過程で多くの事を学び吸収していくのであります。 合唱部の生徒たちも合唱の練習をしながら課題曲であるこの曲を通して、 また、星野富弘さんの豊かな世界を通して多くの事を学んでくれたことでしょう。

 昨日の初々しい溌剌とした中学3年生や1月初旬に実施された中学校受験の際の可愛らしい小学6年生を見て、 4月から本校の中学校や高等学校での学校生活で多くの事を学び体験しながら大きく成長して欲しいと感じたところであります。 高校入試


大学入試センター試験(1月21日(月))

センター試験  試験会場に入る時、先生たちから「しっかり頑張ってこいよ」「大丈夫、自信を持って」と声をかけられたり、 先生と握手をしたりしながら、緊張した面持ちの生徒達が会場に。それを祈るような気持ちで見送っている先生たち。 そして、試験が終了する度に、明るい顔、渋い顔、にこやかな顔、神妙な顔、さまざまな表情になって会場から出てくる。 これまでの努力の成果が出せたかどうか聞きたいのだが、その気持ちをぐっと抑えて、温かく迎える。

センター試験  天気に恵まれた中、今年もまた高校1、2年生そして中学生、さらに大坪理事長や多くの教職員の激励を受けて、 7時40分に正門を出発しました。在校生が手に持った『ひとすじ貫く星となれ』という横断幕の中、 男子生徒の「えっさっさ」の声援がひときわ大きく響いていました。

 昨日で2日間の大学入試センター試験も終了しました。 本年度は志願者数が約57万名、宮崎県からは約5200名と公表されました。 今後、受験生が最終的な学校を決定し2~3月に実施される2次試験に臨みます。 これからまた受験生は試練の日々を迎えます。 生徒達も2次試験の学習に入りますが、人生においてこれほど集中した事はないと思うほどの体験をして欲しいと思います。

 私たちは一生のうちに、いったい何度くらい大きな分岐点に立つのでしょうか。 その時その時で何らかの決断をします。 センター試験を受けた受験生を含め、すべての中学3年生・高校3年生が一つの岐路に立っているのです。 どんな決断を自ら下すか楽しみであります。
(写真左下・・本校  右下・・試験場本校控室)
センター試験 センター試験


かるた大会(1月11日(金))

かるた大会  いよいよ平成25年が始まりました。1月4日には早朝から課外や模擬試験を受ける生徒、 1月5日には中学校入試のため朝7時頃から駐車場整理をする剣道部諸君や中学1年生による受付や案内など、 正月早々から生徒たちが活躍しておりました。そして1月8日には3学期も始まり、 中学生、高校生が元気な姿で学校に戻ってきました。 教室や廊下では、明るい笑い声やおめでとうの声が飛び交っていました。学校が急に学校らしくなる日でもあります。

かるた大会  始業式の午後、第2体育館(右写真)をのぞくと、一瞬の静寂の後、 ? ? 花の色は うつりにけりな ?  ・・・・・  と朗詠された瞬間、バシッとそしてあちらこちらでバシッバシッと、 さらに下の句まで読まれてバシッと心地よい音が・・その直後、歓声とも悲鳴ともつかぬ声が響き渡っていました。  中学生全員と高校1,2年生の各クラスの選抜チームによる新春にふさわしいカルタ(百人一首)大会の様子であります。 百人一首にはその時代や和歌の魂がカルタに宿っているのでしょうか。 あるいは、あの独特な朗詠の響きが生徒の魂を揺さぶっているのでしょうか。 生徒の熱心な真剣な姿を見ていると心の琴線に触れているような気がして、何かしら百人一首の魅力をあらためて感じたところでした。

 今年は巳年、脱皮再生の年であります。本校の歴史から学びつつ、大切なものは蹈襲し、不要なものとは決別する。 生まれ変わるには勇気もいります。(什の掟 ならぬ事はならぬ)しかし(鷹山公 なせばなる)と訳のわからない事を考えながらも、 時代をしっかり見つめ、時代に流されることなく、本校の精神である「礼節と勤労」を教育の根幹に据え魂を込めて仕事をしてまいりたいと思います。 かるた大会 かるた大会 かるた大会


10大ニュース(12月21日(金))

10大ニュース  辰年も早いもので、余すところ10日になりました。不思議と1年が過ぎるのが早いような気がします。 まさに光陰矢のごとしであります。さて、今年の本校を振り返って見ました。 本校の若い先生は、今年の高校の10大ニュースは次のような事を上げました

  1. 合唱部 全日本合唱コンクール全国大会金賞
    NHKコンクール3位
  2. 日本ユース陸上砲丸投げ、伊知地さん優勝
  3. ハンドボール高校総体優勝
  4. 二紀展 伊東さん 宮崎県の高校生で初入選
  5. 中高一貫教育での1期生が高校に入学
  6. ICU、早稲田大学、明治大学、法政大学、立命館大学などの有名私立大合格
  7. 第1回東大見学会の実施
  8. 経営情報科、検定7種目1級合格者3名と明治大学合格
  9. 普通科インターンシップの実施
  10. ベルリン少女合唱団と音楽科の交流

10大ニュース また、中学校は次のような事でした。

  1. 中学校秋季体育大会 テニス男子団体3位、県中学総合体育大会 男子ダブルス3年 児玉・長澤ペア準優勝
  2. あなたのためのお弁当コンクール県大会 3年生2チーム最優秀賞、優秀賞、全国大会出場
  3. WRO Japan 2012宮崎大会 中学生の部 準優勝
  4. 第13回ボランティア・スピリット賞 2年德永さん受賞
  5. 第50回中学生作文コンクール生命保険文化センター賞 1等 2年福元さん受賞
  6. 実用英語技能検定2級 2年児玉君
  7. 第20回ライオンズクラブ県英語弁論大会 3年佐藤さん 高校生を含め4位
  8. 第23回宮日中学生英語暗唱大会 3年留守さん 優秀賞
  9. 第11回りんり俳句大会 中学生の部 1年肥後さん金賞 芳賀さん銅賞
  10. 避難訓練 中学1年生がみどり幼稚園の園児を避難誘導
 10大ニュースで1年を振り返ると、いかに生徒がさまざまな活動しているかがよくわかります。 今年の漢字一字は『金』とありました。本校では合唱部の全国金賞、ハンドボールの県優勝など「金」そのものであります。 生徒達は自分自身の1年間の学校生活を振り返ってどんな事が『金』に値すると考えているのでしょうか。聞いてみたいものです。

10大ニュース  ところで、本校中学生の作文を一つ
 『私は小さい頃からどんぐり1000年の森をつくる会で森をつくる活動を続けてきました。 東日本大震災が起こる1年前、私の住む都城市は口蹄疫で大きな被害を受けました。 その後、新燃岳の噴火で、たくさんの灰が降り積もりました。 そんなとき、全国からたくさんのマスクが送られてきました。 そして、私の通っていた小学校の校庭の灰を除去するために、川南町からボランティアの人が来てくれました。 それは、小学校の先生が川南町の口蹄疫の消毒作業のためボランティアに行ったお返しでした。 その話を聞いて、私は人と人の助け合いの心そして行動する事の大切さを学びました。
 ですから東日本大震災が起きた後、私にも出来る事がないかずっと考えていました。 そんなとき、家族で行った熊本県人吉市のコミュニティレストランで、岩手県釜石市の旅館の女将さんが、 復興のための「どんぐりウミネコ村づくり」を計画されているという話を聞いて、 私に出来る事は「岩手県のドングリを育てる事だ」と思いました。 すぐに女将さんにメールをして「岩手県のドングリを拾って送って下さい」とお願いし、 送られてきたドングリの種をまき、10センチくらいになった苗をNPOの人たちと一緒に黒いポットに植え替え、 現在はその苗1500本を大切に育てています。
今後も、人と人との絆の大切さ、そして行動する事の大切さを忘れずに、私達の未来のために、 木を育て、森をつくる活動を続けていこうと思います。』
(第16回ボランティア・スピリット賞、本校中学2年生の徳永万琳さん)

 私たち山あり谷ありの1年ではありますが、今年をしっかり反省するとともに、新しい巳年は、 脱皮の年にふさわしくさらなる飛躍の年にしたいものです。



ボランティア(12月11日(火))

ボランティア  先日、青島太平洋マラソンが実施されました。全国各地から約12,000名の参加だという。 すばらしい本県のスポーツイベントであります。 ところで、その大会に本校の生徒達がボランティアとして334名参加しました。 本校の高校生にボランティアを募ったところ、多数の申込みがありかなり絞りました。 一生懸命走る選手を明るい大きな声で応援しながら、給水等で選手の皆さんを支えることに楽しみを感じての事でしょう。 爽やかな笑顔で思い切り声援してくれたのではないかと思います。
 先月も、一ツ葉海岸で砂嘴(さし)清掃がありました。これも、生徒達に呼びかけたところ、約50名の応募がありました。 本校として初めての参加でありましたが、一生懸命取り組んでいたという事でした。 本校の生徒はボランティア活動を呼びかけると多くの生徒達が率先して参加しようとする姿勢があり、大変好ましい事だと思っています。
ボランティア  ボランティア活動は、自発性や社会性、無償性からなる活動でありますが、 こういう活動に中学生や高校生が参加したり体験したりすることには大きな意義があると思います。 東日本大震災の時の献身的なボランティア活動など記憶に新しいところですが、私たちの地域や身の回りにも多くのボランティア活動があります。 大小問わず自主的な奉仕活動やさらには思いやりのある行動など心の成長に欠かせないものであり、 生徒諸君が可能な範囲で実践してくれたらと思います。
 例えば、学校や教室では明るい挨拶をしたり、教室の窓を開閉したり、紙くずを拾ったり、登下校中ではお年寄りに席を譲ったり、 信号をきちんと守ったりすることなどささやかな事でもちょっとした勇気と努力で自他ともに清々しくなりますね。 (左下は中学1年生の福祉体験学習です)



背中  (12月1日(土))

背中  大坪記念ホールの後方から、ホール内をのぞいた。1年生の保護者が真剣な表情で説明を聞いておられる。 先日実施した参観日での1年生のコース説明会の一コマです。 保護者の方々の、一言も聞き逃さないという親としての意気込みがその姿勢から感じ取れました。
 「子は親の背中を見て育つ」という。親は子供が思うようには育たないもどかしさを感じるが、子供は親の行動やしぐさはまねると言います。 親の無言の背中は、子供の成長には欠かせないものであり、百の説教より多くのことを子供に伝える。 保護者の皆さんの熱心な後ろ姿を見ながら、それぞれのご家庭で子供達は親の生きざまから、多くのことを学んでいるのだろうなと思ったところでした。

 学校生活においても、全く同様であります。 学校でも生徒達は、教師や生徒、学校の雰囲気から多くのものを学んでいます。 「隠れたカリキュラム」と言う専門用語があります。 「教育する側が意図する、しないに関わらず、学校生活を営むなかで、生徒自らが学びとっていく全ての事柄」を指します。 学校生活の中で、生徒達はひょっとしたら9割以上を、教師の一挙手一投足や後ろ姿、 友達の性格や雰囲気、校風などから、無意識にたくさんの事を学んでいるのではないでしょうか。
 そう言えば、ふとした時に、自分の仕草や行動、考え方が父や母と同じだと思いびっくりすることがあります。 私たちは意識しないまま親の背中からいろんなことを受け継いでいるんですね。これからも子供達に無言の背中で諭していきましょう!。
背中  本文とはあまり関係ないですが「男の背中」という哀愁漂う好きな演歌を一つ。
  男の肩と 背中には
  むかしの影が ゆれている
  恋も 涙も 悲しみも
  だれにも言えない 傷あとも
  ゆらゆらゆら とまり木ゆれて
  グラスの底に 明日を見る
  おまえはそんな 男の姿
  気付かないけど



褒めれば・・・ (11月21日(水))

褒めれば

 『「褒めれば上達」科学が証明』 のタイトルで次のような文があった。
 人間何かを学ぶ時、褒められた方がより記憶に定着し効果的に学習できることをある研究チームが科学的に証明した。 決められた順序でキーボードを打たせ、30秒間で早く正確に入力する練習をする。 続いて練習結果の優劣に関係なく、
(1)自分が褒められている映像を見る
(2)他の人が褒められる映像を見る
(3)自分の成績をグラフで見るだけ
の3グループに分類。 翌日に再びテストし、各グループで入力がどれだけ向上したかを調べた。 その結果、自分が褒められたグループは、練習より約20%多く打てたのに対し、他の2グループは約14%の向上にとどまった。 (2012.11.16付け内外教育より)

 これと同じようなものにピグマリオン効果というのがある。教師期待効果とも呼ばれている。 この効果は、例えば、先生がこのクラスの生徒達は学力が高いと期待しながら授業すると生徒の意欲があがり成績が向上するというのである。
 実は若い時よくこの効果を先輩諸氏から聞いていた。 なるほどと思い、授業の直前は、褒めることが大事だと自分に言い聞かせ授業を始める。 が、だんだんと授業が進むにつれ、いらいら病が出て、叱ったり怒鳴ったりの授業になってしまう。 正から負のピグマリオン効果に陥ってしまうのが常であった。
 人間誰しも褒められたら悪い気はしない。けなされるより褒められる方が嬉しい。 「この方程式がよく解けたなあ、すごい。」と言うと、生徒はまんざらでもない顔をし、目の表情が変わる。 意欲が出てきた証である。「老けましたねえより若いですねえ」と言われるとつい笑みがこぼれ元気がわく。 人間のモチベーションを高めるほめ方は以外と簡単なのかもしれない。

褒めれば 褒めれば


(本校ハンドボール 新人大会 優勝)


追伸  (11月12日(月))

追伸

 今年も年賀状の売り出しが始まった。さて今年はどんなことをパソコンで・・・・・。パソコンで思い出すことがあります。 昔ある著名な方が、俵万智さんの一首「ワープロの 手紙に添える 追伸を たとえば愛の 湿度と思う」 を題材に、内外教育?に次のようなことを書いていました。


 『・・・ワープロで書かれた手紙は、今ではさほど珍しいものではない。 だが、その紙面はやはりどこか乾いている。 そこに一行の追伸が自筆で添えられると乾いた活字たちの間に不思議な余情が漂い始める。 その一行を歌人は「たとえば愛の湿度という」詠い得て妙である。
・・・・年賀状などの活字の中に自筆で書かれた一言を繰り返し読んでいる自分に気づく。 それはまぎれもなく私一人に宛てて書かれたものである。
・・・・我々はいつしか、公平という名の下に無関心という罪に落ちる。 思えば、教室の一隅の我が教え子にかの「追伸」にまさるいかほどの言葉をかけてきたと言えるだろう。・・・・・・』と

追伸  今日の授業で、いったい何名に目配り気配りを何名に声かけや質問をしたか。 振り返れば全く追伸のない授業ではなかったか。 たとえ満足いく授業でも、生徒にとっては乾いた活字だけのよそよそしい授業だったのではないか。 時々あっと思うことがある。この一週間の授業で生徒何名に直接質問などの声かけをしたのだろう。 全く声をかけていなかった生徒もいたのではないか。 その生徒にとっては、まさに無味乾燥な抑揚のない平凡な活字の授業になったのではないか。 授業の度に多くの追伸に精を出さねば・・・。



インターンシップ       (11月1日(木))

インターンシップ

 11月に7・5・3と言うと、健やかな子供の成長を祝うことを思い浮かべますが、 就職後3年間で離職する割合が、中卒7割、高卒5割、大卒3割という数字でもあります。 現在、大卒は4割に近いとも聞きます。 離職については、就職氷河期の就職、理想と現実のギャップ、人間関係、耐性の欠如等さまざまな要因があると思います。


 本校では、高校2年普通科 保育・福祉進学コースの保育系で学ぶ66名が、先週保育所や幼稚園でインターンシップ(就業体験)を体験しました。 今年6月には福祉系の生徒が就業体験し、また11月には、中学2年生が職場体験学習を実施します。 今回も生徒達の実習日誌等を見てみますと、たくさんのことを学んでいるようです。

  • 何をやっていいかわからなかったが、園児のためになることはないかと探すと案外見えてくるものがたくさんありました。
  • 子供の目線に立って話すこと、褒める時はしっかり褒め、怒る時はしっかり怒ること、 園児の個人差を見抜いてサポートしていく、そんな幼稚園の先生に私もなりたい。
  • 園児の笑顔を見ると元気がでました。保育士になりたい気持ちがさらに募りました。

インターンシップ

 わずかな日程で職場のなんたるかを理解するには不十分ではありますが、自分の進路適性について深く考える貴重な体験になったと思います。 職場を体験することで、職の楽しさや厳しさを味わいながら、職業について真剣に考え将来の夢を膨らませてくれればと思います。
 体験実習させていただく職場等には大変ご迷惑をお掛けしているところですが、 快くお引き受けいただき感謝申し上げます。ありがとうございました。



創立記念日(12日)に思う       (10月22日(月))

創立記念日

 しーんとなった体育館で、昭和14年(1939年)創立当時からの本校の歴史を物語るセピア色の映像が大型スクリーンに映し出されていく。 大坪資秀初代理事長の肖像から、当時の教職員と生徒達、もんぺ姿の女学生、空爆や台風による校舎の崩壊、 本校を象徴する円形校舎のライトアップ、制服姿の女子高校生等々、昔懐かしい映像が次から次へと流れた。

 生徒達に目を向けると、なんとすべての生徒が身じろぎもせず食い入るように見つめていた。 現在の中学生、高校生が本校の歴史を映像で見るのは初めである。 本校の歴史に心を強く動かすものがあったと思う。 本校に対する帰属意識,愛校心がさらに高まる瞬間でもあった。 また、青年時代ここで教え、今、若干白髪も見え始め、日夜、生徒の学習に生徒指導に取り組んでいる教職員はなおさらのこと、 すべての教職員にとって胸に熱いものを覚えた瞬間だった。
 宮崎学園中学校・高等学校の新たな歴史を生徒・教職員が創っていく。 学園生活の中で、心のひだに深く刻まれ,いついつまでも心に残るような中高時代を過ごし、将来、 本校で学んだことに誇りを持ち、一人一人がそれぞれの場で社会に貢献し,活躍して欲しい。 これが学園の願いでもある。

創立記念日

創立記念日

創立記念日
創立記念日

(追伸)夕方にPTAの評議員会(各クラス保護者代表の方々の会)が開催された。そこで同じ映像を流した。 昔の本校を知っている保護者や卒業生の方々であろうか、円形校舎等映し出されるとあちこちからどよめきや歓声が起きた。 映像が終了すると拍手が起こった!ありがとうございます。 そう言えば私もあの円形校舎を山形屋、橘百貨店の屋上から見た遠い青春の淡い思い出がある。


NHK全国学校音楽コンクールで見事銅賞(全国3位)
10月10日(火)

全国3位

 AKB48の松井咲子さんと山田アナウンサーの司会で始まったNHK全国学校音楽コンクール。 ブロック代表の11校の高等学校が出場し出場順は1番目だった。 テレビには、全員が完全に曲の世界に浸り歌い続ける姿があった。 曲が終わると達成感と安堵感が表情に出ていた。
 すべての学校が歌い終わり成績発表。九州沖縄ブロック代表「宮崎学園高等学校」銅賞とアナウンサーの声が流れた。 その瞬間、会場の本校の合唱部員の弾けんばかりの笑顔と歓声がテレビを通して伝わってきた。 おめでとう合唱部。昨年の全国第1位にはわずかに及ばなかったけれど、ここ3年間で全国3位、1位、3位とめざましい活躍である。
 先日、合唱部の練習風景をちょっとの時間見せてもらった。同じフレ-ズを何回も繰り返し練習していた。 生徒一人一人の声質を見抜き極限まで深化させる。そして、その個性を調和させ合唱として創り上げていく徹底した指導であった。 合唱部の3年生溝田部長に有川先生(顧問)はどんな先生と聞いてみた。 「いつもさまざまな角度から熱心に自分たちの歌を指導して下さいます。高校生の自分たちの誰よりもパワフルで、明るく優しい先生です」と。・・・
 良い知らせは続くもので、日曜日には岐阜清流国体で、本校1年生の伊知地千奈さんが少年女子砲丸投げで堂々3位の成績を上げ、 吹奏楽部が九州マーチングコンテストで銀賞を受賞し、 第66回二紀展で3年生の伊東杏紗さんが高校生として全国でただ一人入選でした。 (油彩画「ひかり」F100号は本校ニュース一覧に)
 さまざまな大会やコンクールで生徒たちが優れた成績を上げると学校全体が活性化し元気が出る。 これからもおおいに生徒の活躍に期待したい。
(上の写真は、本校を訪問したベルリン少女合唱団。大坪記念ホール。下は本校合唱部)

全国3位


中学校の寄り添い教育について (10月1日(月))

寄り添い教育

 先日、本校中学生と保護者向けに進路講演会を実施しましたところ、大変多くの保護者に出席していただきました。 ありがとうございました。保護者の方々の熱心さと真剣さに本校の教職員も身の引き締まる思いだったと思います。 さまざまな情報が巷には氾濫していますが、やはり自分の目で耳で直に情報を得ることは大事なことだと思います。
 ところで、中学生の毎日の学校生活を見ていますと、その無邪気さと明るさ、素直さ、そして真剣さにはつい笑みが浮かびます。 各学年1クラスが故に楽しいことや嬉しいこと、また、悩んだり挫折を感じたりと多くのことを体験していると思いますが、 お互い切磋琢磨しながら大きくたくましく育ってほしいと思っています。
 本校は、一人一人を大事に育てていこうという思いから、成長段階を考慮して中学校の職員室は教室の隣に設けてあります。 毎日の学校生活の中で、一人一人の学習活動や生活行動及び特性を身近に観察することができ、それぞれに対応した学習指導、 生活指導を行うことができます。本校ならではの温かく見守りながらの寄り添い教育であります。
 また、本校では、学習だけではなくあらゆる教育活動において建学精神である「礼節・勤労」を基本に日々実践しております。 寄り添い教育 さまざまな行事を高校生と一緒に実施したり中学生全員で実施したりと、異年齢集団と一緒に活動することで、 中・高生一人一人に思いやりの心や感謝する心などが育くまれていると感じております。 中学生や高校生が学校生活において大変明るく元気に、何事にも積極的に取り組んでいる要因は、 このようなところにもあるのではないかと思っています。






無駄な努力なんてひとつもない!(9月21日(金))

無駄な努力

 このタイトルは、先日実施された商業を学ぶ高校生の意見体験発表大会の本校の出場者、経営情報科3年生の大野さんのタイトルである。 入賞を逃したが、その発表の態度、抑揚のある淀みない話しぶり、明朗で爽やかな表情などどれをとっても申し分ない発表であった。 私は最優秀賞と思ったんだが惜しかった・・・・。
 『努力は必ず結果として返ってくる。無駄な努力など一つもないのだ』と実感するまでの高校生活での心の移り変わりを表情豊かに訴えた。

・・・「努力することの意義から背を向けていた高校入学前の自分」「努力なんて無駄と思っていた自分」。 入学後、友人から「自分が努力した分しか、結果は返ってこないから」の答に、自分の幼さを感じ、 努力から目を背けていた自分から、努力という言葉を信じて、 無駄な努力 無我夢中に取り組んでいく。途中、「自分への限界から何もかも投げ出したいと思う心の葛藤」 「どうすれば今やるべきことから逃げ出さないか」時間の経過とともに 「志を同じにする仲間と一緒なら辛いこともまた楽しいと思える」そして 「まだまだ道のりは遠いが努力した分の結果は待っている」 「努力することのすばらしさを実感」と・・・
 生徒諸君よ!夢実現に向け努力を惜しまないで欲しい。 彼女が言うように「無駄な努力なんて一つもない。」努力した分人間は大きくなる。

 今を生きる生徒達、さまざまなことに大なり小なり心の揺れを味わいながら中学校・高校と成長していきます。


「荒城の月幻想」(9月9日(日))

荒城の月幻想

 それまで賑やかであった運動場が「次は体育大会プログラムの最後、本校高校3年生女子全員による荒城の月幻想です」 というアナウンスが流れると不思議なほどしーんと静まりかえった。
 まもなく、スピーカーから「荒城の月幻想曲」が流れ、 運動場の2つのコーナーから女子生徒(約250名)が一糸乱れず整然と凛々しい袴姿で登場してきた。
 フィールド全体をステージにおよそ15分間の「荒城の月幻想」の演技が始まった。 静寂な中、女子生徒の優雅な舞と哀愁漂う「荒城の月幻想」のメロディーが異次元の世界を醸し出していた。 それはただただ見る者を、幽玄の世界に誘うすばらしい舞であった。
人間のちから  本校で、いつ演技種目に入れたか不明だが約50年位続いているという。 宮崎女子高校時代から脈々と継承され続けてきた演技である。 以前は、制服姿の演技であったが、現在は、袴姿での演技に変わっている。
 本校のOBの方に感想を聞きますと、 「この舞は懐かしい青春の一コマです。演技を見ると高校時代を思い出し涙が出てどうしようもありません。」 と。この日だけは、卒業生の皆様も、楽しかった宮崎女子高校時代とともに青春のほろ苦い思い出に浸っていらっしゃることでしょう。
 私は、高校2年生の夏休み、友人と二人自転車で九州一周をしました。 そのとき、瀧廉太郎が少年時代を過ごしたという竹田市で、国道から岡城址の石垣を見上げたことがありました。 その昔の情景と重なってしまい私もつい潤みそうになりました。
 今年の3年生も、いつの日か必ずや母校の「荒城の月幻想」を想い涙ぐみ、懐かしく思うときがくることでしょう。

荒城の月幻想 荒城の月幻想
荒城の月幻想 荒城の月幻想


人間のちから ~~創協心~~  9月1日(土)

人間のちから

 9月から10月に、多くの高等学校で文化祭、体育祭が開催されます。 本校は9月7日(金)8日(土)9日(日)の3日間、宮崎学園中学校・高等学校合同で開催します。
人間のちから  さて、タイトルに記載しましたが、本校の今年の学園祭のテーマは「人間のちから~創協心~」であります。 これは、昨年の未曾有の東日本大震災後の日本人の絆や復興に取り組む人々の力、 この夏のロンドンオリンピックの日本人の力、に感動し心を動かされた本校の生徒諸君が、 宮学生の力を微力ながらも発揮し学園祭を創造しようという熱き思いを込めて生まれたテーマであります。
 「宮学生としての力強い決意、青春の力を示そうとする強靱な意志、心を一つにし協力しながら宮崎学園の歴史を創造する意欲」が伝わってきます。
人間のちから  今、校内のあちこちから生徒諸君の元気の良いはつらつとした声や、先生方の厳しい指導など学校全体が学園祭一色に変容しております。 いつの時代でもキラキラ輝く青春時代、すさまじいまでのエネルギーであります。 宮崎学園で学ぶ一人一人の力を結集し、思い出残るすばらしい学園祭を創って欲しいと期待しているところです。
(写真は、本校の伝統演舞である「荒城の月幻想」と「宮学えっさっさ」の練習風景です。)





夏休みの一言(8月21日)

夏休みの一言

 夏休みになると思い出す事がある。 30代後半だっただろうか、2年生のクラス担任の時、4月の始業式当日から無遅刻・無欠席が続いていた。 生徒が頑張っている、自分も頑張らなくてはという思いで毎日を送っていました。 1学期も終了し、夏休み課外が始まりました。その課外の終わり頃だったでしょうか、一人の生徒が連絡なしに突然欠席した。 無遅刻無欠席が途絶えた。2学期が始まり理由を聞くことなく、かなりきつく怒ったと思う。 しかし、生徒は欠席した理由は言わない。いや私の言葉で言えなくなってしまったと思う。 次の日から、突然学校に来なくなった。電話も出ない、家庭訪問しても会わない。 2ヶ月間くらい不登校が続く。ようやく出てきたが、一端信頼を失うと回復は遅い。 後でわかったのだが、県外に住んでいた母親の法事だったという・・・・・。配慮なき一言が生んだ結果であった。
夏休みの一言  ところで、先日終わったオリンピック。感動の名場面や、インタビューが繰り返し放映されるが何度見ても飽きがこない。 その中で、選手の一言一言が心に残る。
 サッカー女子の記者会見で「最高の仲間とともに、最高の舞台で、最高の相手と戦えた」と澤選手。 仲間への信頼、夢舞台の達成感、対戦相手への敬意がこの一言には込められ、すべての人をほのぼのとした。
 また、ボクシングの村田選手の恩師の言葉、「努力しても報われるかはわからない。でも努力しなければ報われない。」は、 夢舞台への挑戦・決意を一強固なものにしたと思う。他にも、夢実現のため懸命に努力した選手の言葉は心に響くものが多かった。

 その一言で 励まされ   その一言で 夢を持ち   その一言で 腹が立ち
 その一言で がっかりし  その一言で 泣かされる  ほんのわずかな一言が
 不思議な大きな力を持つ  ほんのちょっとの一言で  (高橋系吾 作)

一言の重みを知りつつもまだまだこの詩の修業は続く。
              (写真は 本校の大坪記念ホールと野球場)


我が家 (8月1日(水))

我が家

 高等学校の第1回オープンスクールを7月30日(月)、31日(火)に実施し、多くの中学生や保護者、引率の先生に参加していただきました。 本校を充実・発展するための大きなパワーをもらいました。ありがとうございました。
 今回、あらためて感じたことですが、本校の教職員は本当にフットワークがいい。拱手傍観している教職員がいません。 オープンスクールの入試広報室の企画・運営などの周到な準備はもちろんのこと、汗だくになりながらの清掃や駐車場整理、 中学生や保護者への案内や対応、大坪記念ホールでの運営、模擬授業のための準備や実践、保護者への説明、 関係生徒への適切な指導など、学校全体が大きなうねりとなって動いていました。感謝感謝であります。
 ところで、私達は、「我が家」にお客さんが来るとき、隅々まで掃除したり花を飾ったりして準備をします。 また、家に傷みがあれば修繕したり、節電や節約に努めたり、庭の手入れなどしたりして、日頃から「我が家」を大切にします。
 本校では、毎日「我が家」と同じようなことが当たり前のことのように行われています。 オープンスクールにおける教職員の動きがまさにこれでありました。 日々の教育活動に一生懸命取り組んでいることは、本校の全教職員が、宮崎学園中学校・高等学校を第二の『我が家』と思っているからだと思います。 我が家 本校で働く一人一人が、長年住み続ける第二の『我が家』をきれいにしたい、大事にしたい、大切にしたい、 立派にしたいという思い、さらには、『我が家』の充実発展を心底願い、現在を生きる私たちと生徒、 将来本校で学ぶ生徒や働く教職員のため『我が家』をより一層盤石な『我が家』にしたいという切なる願いの表れでもあります。
 私もこの『我が家』の末席に加えてもらって、日々の教育活動に喜びを感じている一人であります。




クラスマッチ(7月21日(土))

クラスマッチ

 高校1,2,3年生、中学3年生(中学1,2年生は集団宿泊学習のため不参加)によるクラスマッチが7月17日(火)に実施された。 全生徒の前で、クラス担任がステージに上がり抽選会。 組み合わせが決まるたびに生徒の歓声が上がる。
 クラスマッチ(バレーボール)が始まると同時に、一球一球に歓声があがり、今にも体育館が壊れそうな雰囲気でした。 各クラスの担任は監督であり、ほとんどの担任がプレーに参加していました。 張り切りすぎて普段の生活にはない先生達の一面が出て、生徒諸君が大喜びしていました。 担任とクラスの生徒が一心同体になった瞬間でもありました。
 また、教職員チームも担任以外のメンバーで出場しました。チームは平均年齢が50代でしょう。 それでも気持ちだけは高校生でしたが、珍プレー、好プレー??の続出でした。 寄る年波には勝てず体力の衰えを実感させられてしまい、生徒諸君に脱帽でした。
クラスマッチ  午前中は2つの体育館でゲームでしたが、午後からは大きな体育館に全生徒が集まったのでさらに声援のボルテージが上がりました。 どのコートも、プレイヤー、サポーターが必死になってプレーに集中していました。 真剣な目、何ともいえない笑顔、紅潮した顔がそこにはありました。体中から吹き出す汗がキラキラと輝き爽やかでした。
 先生、生徒ともに授業にはない表情、言動、行動があり、盛り上がった1日でした。 生徒達の新たな発見にもつながり、生徒をさらに熟知するうえで、これまた有意義な1日でありました。





私学フェア&第1回中学校説明会(7月10日(火))

◎私学フェア(6月30日(土))
 朝10時15分、私学への大きなうねりを感じた瞬間でした。 私は、朝10時に始まったイオンモールの私学フェアの会場に、15分遅れて入ったのですが、既に超満員でした。 どのブースも一杯でした。私学への信頼度が確実に増えていることをあらためて感じました。
 本校も約20名の職員で中学校、高等学校の魅力や特色、生徒の実情など詳細に説明しました。 夕方6時まで、多くの子供達や保護者の皆様に熱心に聞いていただきました。 また、小学6年生や中学3年生以外の子供達やその親御さんの参加もあり、子供の受験の年度に備えますと話され感激いたしました。 これからも一層信頼され魅力ある学校作りに教職員一丸となって取り組みたいと思います。

私学フェア 私学フェア

中学校説明会 ◎中学校説明会(7月7日(土))
 第1回中学校説明会を、大坪記念ホールにて実施いたしました。 当日の午前中は、激しい雨と雷でしたが、それにもかかわらず、たくさんの子供達やお父さん、お母さん方に参加していただきました。 感謝すると同時に、身の引き締まる思いでした。
中学校説明会



 ホール内では、数学と英語の授業や本校の特色、取組紹介、中1の英語劇や発表、ロボコン部の実践、 制服紹介、合唱部の演奏など、保護者も小学生も楽しみながら熱心に聞き入っていました。
 ホール外でも生徒諸君がよくやってくれました。 時折降ってくる激しい雨のなか、剣道部員のてきぱきとした車の誘導、中学生の手際良い案内や丁寧な対応等々です。 中学校説明会 それぞれ担当教諭の指導が行き届いていると感じました。本校の魅力を十分伝えることが出来たと思っています。










修練実習 (7月2日(月))

生徒

「失礼いたします」「他に御用はございませんか」「本日の修練実習を終わらせていただきます」と、 修練生の緊張しながらも爽やかな声が校長室を包みます。 右の写真は、今年4月から校長室を担当した修練生5名です。 本校は、礼法教育の一環として職員室や事務室、図書館など教職員が配置されているあらゆる場所で修練生が活動します。
 修練実習とは、お茶を利用しての接遇マナー、その折りに交わす言葉遣いなど、 生徒全員が3年間で一度は体験する1週間~10日間の体験研修であります。 もちろん授業に影響しないよう休み時間、放課後を活用しての活動であります。 最初は緊張や不慣れなせいで、たどたどしい挨拶や言葉遣いですが、 修練活動が終盤になると硬直していた表情も穏やかな顔つきになり、 自分の言葉として自信をもって丁寧に挨拶できるようになります。
 また、本校では、クラス毎に週1回の礼法教育が行われます。 これまで先人が営々として築き上げてきた日本人としての心得であります礼法の授業が3年間にわたって実践されています。 生徒 立礼,座礼の仕方、洋室や和室のマナー、訪問時のマナー、身だしなみ、冠婚葬祭の知識など、 多岐にわたって日本人としての美徳を身につけていきます。 礼儀を知らない人間が増えようとしている現代、人間としてもっとも大切なものを学んでいると私は思っています。
 卒業生の皆さんは異口同音に言われます。
「修練実習や礼法教育の授業は高校卒業してから一番役立っている。 礼儀作法が自然と出来るので、円滑で豊かな人間関係を築いている!」と。
 将来、職場で家庭で、校長室を担当した5名を含め、 本校で巣立つ生徒全員が母校の思い出とともに感謝の念を抱くであろうと確信しながら、 毎日の修練生の一挙一動を見守っているところです。


みどり会(本校同窓会) (6月20日(水曜日))

円形校舎

 みどり会(本校高等学校同窓会)の総会・懇親会が、先日の6月8日(金)に、大変明るく賑やかな雰囲気のもと開催されました。 昨年度、椎会長からバトンタッチされた根井会長はじめ出席されたみどり会の方々の、母校に対する懐かしい思い出や、 現在の中学校・高等学校に対する関心の高さや大きな期待などの話題で花が咲きました。 皆様の温かい母校に対する愛着や熱き思いがひしひしと伝わり、感銘を受けたところであります。
 さて、今年3月の卒業式では、みどり会から卒業生にコサージュを贈っていただきました。 卒業生一人一人が胸につけて式に臨み、大変厳粛な中にも華やいだ式典になりました。 また、体育祭では、例年取り組んでいただいております飲み物販売を、熱い日射しの中、生徒のために一生懸命やっていただきました。 みどり会の皆様には本校に対するさまざまなご支援ご協力に対しまして感謝の気持ちで一杯でございます。
 ところで、今年は宮崎女子高等学校から宮崎学園高等学校になって10年目、と同時に男女共学になって10年目であります。 初めての男子の卒業生も今年で25歳になります。社会のさまざまな場で活躍していることでしょう。 暫くすると、同窓会にも深く係わっていくことになると思います。 また、中学校・高等学校で学んでいる生徒も、大変元気で素直であり、 みどり会の一員として将来必ずや同窓会活動をより一層盛り上げていってくれると信じております。
 現在、本校においては、卒業生の皆様が脈々と受け継いできた「礼節と勤労」という建学の精神のもと、 伝統をさらに継承・発展しようとしている後輩たちが、夢や目標に向け一生懸命学んでおります。 どうぞ、卒業生の皆様、充実発展しつつある母校に足を運んで、懐かしい高等学校の思い出とともに、 学園において明るく元気ではつらつと学んでいる後輩達を是非見ていただきたいと思っております。

生徒


天国からの「はがき」 (6月11日(月))

 先日1通のはがきが届きました。差出人を見ると恩師からでした。内容を見て驚きました。
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 私、※※は、平成24年1月※日、あの世に旅立ちました。 ようやく天国に来た。この世で君のような若者と出会えて幸せでした。 おかげで教えることより学ぶ楽しさを味わいました。 「君子三楽」の悦びや、「良い教師は生徒から学ぶ」をたっぷり楽しく体験しました。ありがとう。まだまだ生徒のために頑張りなさい。
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 お亡くなられてからも、天国から叱咤激励をいただくというはがきに感激の極みでした。
 実は、高校時代もっとも影響を受けた数学の先生でありまして、自分の一生はこの先生に方向付けをしていただいたようなものでした。 1年生の時の担任でしたが、その授業のうまさ、わかりやすさは言うに及ばず、数学の美しさ、明快さ、学ぶ楽しさを教えていただきました。 そして、先生が卒業された大学、学部、学科に進学しました。また、教師になってからも教授法などいろいろとご指導いただきました。
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今、本校ではそれぞれ持ち味のある教職員が、学習活動に部活動に一生懸命取り組んでいます。 ほとんどの教職員が朝早くから、夕方遅くまで本校で学ぶ生徒のために汗を流しています。 さらに、県外の大学を訪問したり、県外で指導方法を研修したり、県内の優秀な教員の指導方法を学んだりと自己研鑽に努めております。 いつの日か、大なり小なり生徒達に与える影響を自覚しながら。

(本校の制服)

高等学校 高校制服
合服 夏服 冬服
中学校 冬服
合服 夏服


高校総体 本校推戴式にて(5月22日(火曜日))

 高校総体に出場する生徒諸君の推戴式が22日実施されました。 本校の推戴式は、吹奏楽の演奏と共に、選手諸君がそれぞれの部のユニフォームに着替えて体育館の入り口より入場してきます。 体育系らしく威風堂々としていて、しかも優雅な姿であります。
 それぞれの部が壇上に上がり、放送部がアナウンスして紹介します。 今年の県高校総体、甲子園大会県予選にかける部の思いや意気込みが伝わって参りました。 そのあと、校旗を今年の旗手である剣道部の椎葉君に渡しました。凛とした美しさがありました。
 次に激励の挨拶です。  今年は、総体にかける気持ちをアナウンスだけでなく自らの言葉で話して欲しいと思い、陸上部男子主将と、剣道部女子主将に決意を話してもらいました。 これまでの練習の成果を存分に発揮したいという内容だったので、大きな拍手が起こりました。 そのあと、選手諸君に一言言いました。「試合に臨んでの最大の敵は自分自身です、自分の弱気です。 だから、絶対勇気をふるって試合に臨みなさい。絶対勝つと思って試合に臨みなさい。念ずれば花開くです」と。
 続いて、選手諸君に、「自分に勝つ・相手に勝つ」「本気出せ・全力出せ」と心の中で、また、大きな声で言ってもらった。 これは、本校の先生が「言」という文字を横にすると口からエネルギーが出ているように見えると書いていましたので、 そのことを利用させてもらいました。
 最後に、応援にみんないけるわけではないので、ここでまずエールを送ると言う意味で、全生徒が大きなエールを送ってくれました。
 「宮崎学園 なせばなる 宮学生 なせばなる 本気出せ なせばなる 勇気出せ なせばなる 自信もて なせばなる」と。 そして「剣道部ファイト-、ハンドボールファイト-・・・・・」と全生徒で激励して締めくくった。
 生徒会長の畠中君が、大変落ち着いて、丁寧な心のこもった激励の挨拶をしてくれた。爽やかな挨拶であった。 また、ハンドボール部の杉田さんが選手団を代表して、元気の良いしかも力強い選手宣誓をしてくれた。 宮学生のはつらつとしたプレーが大いに期待できると確信しました。
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 部活に燃えるも青春 学問に燃えるも青春 青春の真っ直中にいる生徒達です。 このような時期、高校生のスポーツの祭典で試合に勝ったときの喜びの顔、 負けたときの悔しい顔、いずれも若者にふさわしく清々しい顔であります。
 さて、今回の高校総体では、宮学生はどんなドラマを創るのでしょうか。 全力で戦い、青春を謳歌することでしょう。そして、しっかりと心の襞深く刻み込んで欲しいと思います。


入学式の式辞より

 さわやかな春の日差しがそそぐ中、新入生の皆さん、入学おめでとう。皆さんが入学してくるのを楽しみにしていました。 心から歓迎いたします。皆さんのために、多数の御来賓の方々もお祝いに駆けつけていただきました。 そして周りにはあなた達の入学を一番喜んでおられる御家族の方々がいらっしゃいます。 また、中学、高校の二、三年生諸君も皆さんを待っていました。さまざまな活動を一緒にやれるということで心待ちにしております。
 本日、県内各地から、中学一年生四十二名、高等学校には宮崎学園中学校からの三十七名を含め三百六十九名 計四百十一名が本校に入学しました。 本当におめでとう。晴れやかな中に輝いている目が実に美しいと思います。
 さて、いよいよ中学校、高校での生活が始まります。本校はみなさんが生まれるずっと以前の昭和十四年に、大坪資秀先生によって創立されました。 今年で、創立七十四周年目という大変伝統ある学校です。 創立以来、脈々として受け継がれてきた建学の精神である「礼節と勤労」のもと、皆さんのような若い命を鼓舞してやまないロマンある学校です。
 中学、高校時代は、最も光り輝く、まぶしほどの時期です。 詩人は言います「光る 光る すべては光る 光らないものは ひとつとしてない」と。 まさに光り輝く青春時代であります。一人一人がまぶしく輝きを放つのであります。 そういう時期、日本人の心の支えである「礼節・勤労」を学び、日本人としてのアイデンティティーを学ぶ、 本校はこんな若者を育成する学舎なのであります。
 ところで、昨年度はみんなも知っているように空前絶後とも思えるような巨大地震が発生しました。 すさまじいまでの大自然の破壊力。恐るべき自然の驚異に愕然としました。 そんななか、懸命に整然と日常を取り戻そうと努力する姿、人間の力に深い感銘を覚え、人間の偉大さを感じたものでした。 日本人としての深い絆、「礼節と勤労」を重んじる精神に、改めて深い感動を覚えたところであります。
 ここで皆さんに三つのことをお願いしたいと思います。
 一つ目は、夢を持つこと、志をもってほしいということです。 本校の紹介のポスターに「志は高く 思いは熱く」という言葉があります。 皆さんは小さい頃にたとえばスポーツ選手とかケーキ屋さんとかにあこがれた人もいると思います。 今はどんな夢を持っていますか。夢は生きるためのエネルギーです。私は、夢は本気になれば必ず実現できると信じています。 夢をかなえるためには懸命に何事も学ぶことであり、学べば学ぶほど夢が自分に近づいてきます。
 二つ目は知的好奇心を育んでほしいということです。アインシュタインは少年の頃考えました。 「光は光の速さで追いかけたら、止まって見えるのだろうか」と。 この「なぜ、どうして」が、あなたの持っている世界を広げてくれます。たくさんのことを学んで、知的好奇心に火をつけてください。
 三つ目は、心を磨いてほしいということです。 現在、科学は驚異的な進歩を成し遂げていますが、人間の心はそれほど成長、深化していません。 人生とは心を磨くための一人旅と言った人がいます。心を磨くとは何でしょう。 それは、感謝する心や謙虚な心、他人を思いやる心などであり、また、中学生として高校生としての覚悟であります。 まさに、「礼節」を学びながら、きらりと光る美しい心を育ててください。
これら三つのこと、「大きな夢、知的好奇心、心を磨く」を、本校の建学の精神「礼節・勤労」の校風の中で育み、 一回りも二回りも大きな人間に成長し、誇り高き宮学生になってください。
 終わりになりましたが、保護者の皆様、お子様の御入学、誠におめでとうございます。 お子さまがたが日増しに成長されることを本当に楽しみにしておられると思います。 本日、確かにお子様をお預かりいたしました。かけがえのない子どもたちであります。 皆様の熱い思いを私ども教職員一同いつも忘れることなく、二年生、三年生の生徒たちと同様、 鍛えるべきところはしっかり鍛え、指導すべきところはしっかり指導してまいります。 将来を担う子供たちのために、皆様と一緒になって育ててまいりたいと思います。 最後になりましたが、 本日御多用のなか参加していただきました御来賓の皆様に心から感謝申し上げ、式辞といたします。
       平成二十四年四月十日    宮崎学園中学校・高等学校長 寺田建一


-礼節 勤労-

 「今日も1日宜しくお願いします。」と心を込めて正門前で一礼。そして下校時にまた正門前で、 「1日ありがとうございました。」と一礼する生徒達。「おはよう」「おはようございます」の毎日の風景。 その生徒たちの姿を、本校の創設者であります大坪資秀先生が春夏秋冬、慈愛に満ちた目で見守っておられる。 過去の教職生活ではなかった、この風景に感動しながら、つい自分もその立ち振る舞いになっています。
 毎日繰り返される本校生徒の姿勢に感激しながら、生徒諸君よ「強く 明るく 優しく すくすく成長しろよ」と心の中で祈りつつ、 明朗闊達な生徒達と共に学べる喜びを感じている一人であります。
 本年度、校長に任命されました寺田と申します。 創立以来、脈々と受け継がれてきた建学の精神である「礼節と勤労」のもと、 本校を営々と築いてこられた教職員の方々や卒業生の皆様に恥じないよう頑張りたいと思いますのでどうぞ、宜しくお願いいたします。
 さて、先日久しぶりに校庭を歩いてみました。春爛漫の一木一草が「私はね、73年間、朝に夕に生徒の力強い歩みを支えてきた。 間違いなく宮学生は21世紀を担う。明るい未来のため生徒達をしっかり頼むよ!」と語りかけているようでした。
 中学、高校時代は、最も光り輝く、まぶしほどの時期です。詩人は言う。
   光る 光る すべては光る
   光らないものは ひとつとしてない
   みずから光らないものは
   他から光を受けて光る
まさに光り輝く青春時代であります。一人ひとりがまぶしく輝きを放つのであります。 そういう時期、日本人の心である「礼節・勤労」を学び、日本人としてのアイデンティティーを学ぶ、本校はこんな若者を育成する学舎なのであります。 故事成語に「衣食足りて礼節を知る」というのがありますが、逆に、私は「礼節知りて衣食足る」ではないかと思っています。
 本校の生徒たちは、学習活動に部活動に一生懸命取り組んでいます。 そのような中、昨年度は、合唱部がNHK合唱コンクールで全国1位、吹奏楽部が九州大会で銀賞、ハンドボール部が新人戦で県優勝、 剣道部が全国選抜湯布院大会で優勝、中学生の伊地知さんがジュニアオリンピック陸上競技大会(砲丸投げ)で全国2位となるなど優れた実績を残しました。 本年度も、引き続きさまざまな部が活躍すると信じております。 また、普通科ではインターンシップや2年時からの英語コースの設置充実、経営情報科では資格取得の取組など商業教育の充実、 特進科では難関大学を含めた大学進学、音楽科ではより高度な専門性高い音楽教育など生徒の個性伸長のための取組も一層充実したいと考えております。
 本年度も生徒の学力向上をはじめ、 個性の伸長を目指し教職員一丸となって生徒のため教育活動に取り組んでまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

平成24年4月

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