HOME学校案内 > 校長室便り「みどり」

校長室便り「みどり」


ひとすじつらぬく 星となれ

 春の陽がふりそそぐ3月1日
 久峰中学校の枝松校長先生や昭和自治会の畠山会長さん、曽師北自治会の内田会長さんをはじめとする御来賓の方々、3年生の保護者の皆様方の祝福の中で、卒業式を行えることができましたことに心から感謝申し上げます。 ありがとうございました。
校長室便り  生徒会長の西村君の送辞、そして卒業生代表の久保さんの答辞、共に素直で感謝の気持ちに満ち溢れた内容に胸が熱くなるとともに、卒業生はもとより、在校生や合唱部、吹奏楽部、放送部員の精一杯に取り組む姿にも心打たれました。

 卒業という門出にあたり、次のような話をし、はなむけとしました。
 姿かたちは見えないけれど、いつも私たちのすぐそばにいる「もう一人の自分」
 こんな時どうすればいいのかと悩んでいる時、こうしたらいいのではないですかと、そっと耳元で教えてくれる「もう一人の自分」
 この辺でもうやめてしまいたいと諦めかけている時、最後までしっかりやり抜いたらどうですかと、温かく励まし、背中を押してくれる「もう一人の自分」
 誰も見ていないから適当にごまかしてしまおうと企んでいる時、そんなことは卑怯だ、正直にやったらどうなんだと、本気になって叱ってくれる「もう一人の自分」
 上手くいかない理由を、誰かにしてもらえなかったからと人のせいにしようとする時、それは誰のせいでもなく、あなた自身の責任ではないのかと忠告してしてくれる「もう一人の自分」
 自分と考えが異なる人を遠ざけようとする時、それは間違っていると諫めてくれる
「もう一人の自分」
 「もう一人の自分」とは、よりよく生きようとするための、人としての尊厳を大切にすることであり、理性をもつことです。

 これまでの生活は、親に面倒をみてもらったり、先生に教えてもらったり、地域の方々にお世話になったりと、いつも大人に守られて自分のとるべき行動を考え、どうしたらよいのかを判断してきました。
 しかし、これからは、自分のとるべき行動や判断は、他人に頼ったり、他人任せにするのではなく、自分自身で決断し、その決断に対して責任をもたなければなりません。

校長室便り だからこそ、「もう一人の自分」が必要なのです。
どんな誘惑にも負けない本当の強さを持った「もう一人の自分」
将来に向かって目標を高く持った「もう一人の自分」
様々な問題に対処できる視野の広さをもった「もう一人の自分」
立場や考えの異なる人を受け入れる寛容さをもった「もう一人の自分」

 どうぞ、本当の強さと目標の高さ、視野の広さと懐の深さをもった「もう一人の自分」をしっかりと持ち、他の誰でもない、「ひとすじつらぬく星」となれ!
 卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。
 皆さんの前途に幸多からんことを願っています。

校長室便り




ページトップへ