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校長室便り「みどり」


18歳有権者への期待!

 昨年の6月17日に公職選挙法等の一部を改正する法律が成立し、選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられました。
 本校でも、現時点で50名ほどの高校3年生が、7月10日(日)に行われる「第24参議院議員通常選挙」の有権者となります。
 この改正によって、日本の政治により多くの世代の声を届けることができるというメリットがある一方で、生徒一人一人が国家社会の形成者であるという意識とともに自分なりの考えを構築する力やその考えを根拠をもって主張する力などを身に付けていなければ、今回の改正の意図するところは実現できません。

 本校では、7月2日(土)の3~4校時、高校3年生全員を対象として大坪記念ホールで「主権者教育」を行いました。

校長室便り

 高校3年生とはいえ、あまり関心がなかった政治や選挙についてでしたので、どんな受け取りをするのか、内心、心配でしたが、真剣な表情で藤井先生や尾口先生の説明を聞き、スクリーンに見入っている姿をみることができ、有権者になるという自覚のようなものが感じられ、嬉しくなりました。

 「選挙権年齢引き下げの意義」や「民主主義」「日本の将来」等についての説明があった後の休息時間、生徒たちにここまでの感想を聞いてみました。

校長室便り 3J 永田さん
 ある程度は知っているつもりでしたが、実際に話を聞いてみると知らないことばかりでした。適当に投票するのではなく、色々なことをきちんと調べて投票しようと思いました。


校長室便り 3D 山之内君
 これから日本は少子高齢社会になるので大変だと分かりました。だから、僕たち若い人が投票しなければいけないと思います。

校長室便り 3-2 別府君
 ここまでの先生の話は難しかったです。これまでほとんど関わっていなかったから、知らないことばかりでした。
 残りの時間、しっかり勉強して投票に行きたいです。


 生徒たち一人一人にとって、この時間は、主権者としての意識を高揚させるいい機会となったようです。


 また、その日の午後2時35分からは、MRTラジオの「飛び出せスクーピー」から取材要請があり、3Jの松本さん、3Aの野田君が生出演し、「18歳以上の選挙権年齢引き下げ」について、自分の考えを述べることになりました。

 オンエアまで、あと10分…
 緊張した空気が漂います。
                          さあ、スタート!
校長室便り

3J 松本さん私は、幼い頃から両親について選挙に行っていたので、選挙の雰囲気はだいたい分かっているのですが、実際にはまだまだ知らないことばかりです。
 18歳以上が投票できると言うことは、若者の意見が政治に反映され、より多くの年代の人が選挙を通して政治に関わることになります。また、それによって政治家を育てることにも繋がるので、いいことだと思います。私は18歳になったので、立候補者の考えをしっかりと調べて投票したいです。

3A 野田君 私たちのような世代が選挙に行くことは、社会の一員であるという意識を高めるとともに責任をもつことの大切さを知ることのできるよい機会だと思います。私たちは国や地方から公共サービスなどの恩恵を受けていますが、課題も山積みです。それを改善するためには何よりも地域住民の声を届けることが大切です。だから、投票することの意義を踏まえた上で、しっかりと投票に臨みたいと思います。



 二人とも、選挙権年齢の引き下げの趣旨をしっかりと理解し、社会の形成者としての責任を果たそうする気概を持っていることに嬉しく、また誇りに思いました。


校長室便り  今、3Cの今村さんが、「第24回参議院議員通常選挙」のポスターやテレビCMに登場しています。
 彼女が、「そう明日のため、みんなのため」と伝えているように、生徒一人一人が日本の国や社会の形成者であるという意識や自覚を高め、投票できますよう、今後も計画的に主権者教育を進めてまいります。



生徒たちの真剣な姿にふれ、私も彼らを取り巻く大人の一人として、彼らのよきモデルとなるよう、一層心掛けなければならないと感じた一日でした。








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