サタデータイム2019

本校では、昨年度より土曜校時の70分の時間を活用し、生徒自ら対話的で深い学びを行う新たな本校の学習の場として「サタデータイム」を実施しています。

このサタデータイムは、教科等の枠を越えた横断的・総合的な学習や探究的学習を通して

「課題の発見」→「課題解決のための学びや活動」→「課題解決」→「発表・報告」

のプロセスにおいて主体的・創造的・協同的に取り組むことで、課題解決に必要な資質や能力を育成するとともに自己の生き方を考えられる生徒の育成を目標としています。

サタデー・タイムの実施(年間15回)にあたっては、それぞれの学科別に定めるAL(アクティブ・ラーニング)型学習方針に沿った年間計画に基づいて取り組みます。

学科全体で取り組む「躍進プログラム」と、生徒自らが目標に向けて取り組む「選択プログラム」があります。(※特進科は躍進プログラムのみ)

「選択プログラム」への取り組みは、学年の枠を越えた縦割りのグループで取り組みや学科やコースの特徴を生かしたプログラムを設定しています。

 

ここでは、6月1日(土)に行われました第3回目の様子をいくつかご紹介します。

①特進科躍進プログラムでは、特進科全学年対象に、河合塾より 中村 浩二氏をお招きし、「難関大学入試の状況と第一志望合格に向けて」と題して講演を開催しました。

 

講演では、大学入試の基礎知識から合格を勝ち取る学習法などを具体的にお話していただきました。

 

②普通科 選択プログラム「地球環境を考えるプロジェクト」では、「世界一大きな授業」を受けました。

「世界一大きな授業」(英語名称:The Biggest World Lesson)は、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」の「ゴール4=教育目標“質の高い教育をみんなに”」を達成するため、世界100 か国以上の子どもたちが受ける『教育』について考える授業です。

 

世界では、約5,900万人の子どもたちが学校に通えず、7億8,100万人の成人が読み書きができないと言われています。

授業では、文字が読めないとどう困るのか? 文字が読めない非識字体験をしてみました。

文字が読めない状況を疑似体験 「水と薬、ときどき毒」

【状況】

「あなたの母親が高熱を出して苦しんでいます。 でも近くに病院はなく、医者のいる町へ出るには山道を1日歩いた上にバスに7時間も乗らなければなりません。先生の家を訪ねると町に出かけていて留守です。戸棚には薬と同じような瓶が三つありますが区別がつきません。なんとその中には毒も含まれています。」

 

瓶には 『薬』・『水』・『毒』と書かれてありますが、文字を読むことができない中、どれが”薬”なのかを選ばなければいけません。生徒はA ・B・ Cの中から自分が『薬』だと思うものを選び、実際に飲んでみました。

この非識字体験を通して、世界の情勢を身近に感じ『教育』の大切さを改めて感じる授業でした。

 

サタデータイムは、年間15回各プログラムごとに実施します。

次回のサタデータイムは6月15日です。