高等学校からのお知らせ
サタデータイム
- 2019年06月20日
- 高校トピックス
6月15日、サタデータイムが行われました。
今回は、普通科選択プログラム「昭和町スポーツクラブ」と「キッズズポーツクラブ」を紹介します。
「昭和町スポーツクラブ」
「昭和町スポーツクラブ」は、スポーツ科学コースの生徒が取り組んでいるプログラムで、昨年度より「宮崎ハンドボールスポーツ少年団」に所属する子供たちを対象に、スポーツ科学コースの目標である「指導者の育成」を実践する場として、実技形式で行われているプログラムです。
今年度は、小学生向けの「昭和町スポーツクラブA」と、保護者向けの「昭和町スポーツクラブB」に分かれて生徒達自身で考えた指導メニューを実践していきます。
生徒達は、受講者の特性にあわせ、目的に沿った指導メニューを考え、ケガなく安全に集団を動かすよう下級生を上手に指導していきます。
受講生と交流をはかり、活動がスムーズにいくよう声をかけ、受講生の表情や動作を確認しながら実践する中で、人に伝えることの難しさや伝える工夫・伝わった時の喜びを実感していきます。
回を重ねるごとに、受講生とのコミュニケーションや下級生への指示の出し方などもうまくいくようになり、指導中においても危険回避や細かな気配りやなど、視野を広くもつことにも意識できるようになっていきます。
「キッズスポーツクラブ」
「キッズスポーツクラブ」は、幼児保育コースの生徒が選択できるプログラムのひとつで、隣接する「みどり幼稚園」や「児童クラブ」の幼児を対象に、幼児の発達段階を考慮し、日常生活にあるものを利用して子どもの運動能力を高めるような内容を考えて実践してきます。
はじめは保護者や幼稚園の先生のそばから離れなかった幼児達も、生徒達が笑顔を絶やさず幼児達の目線にあわせてお話をしたり、手遊び歌を一緒に楽しんだりしているうちに少しずつ打ち解け、一緒に体を動かして遊べるようになりました。
このプログラムの後半では、トレーニング器具を利用することで、どのように子どもの運動能力が上がるのか等を実践していきます。
本学の取り組む『地域連携』
サタデータイムの上記2つのプログラムでの取り組みは、学習を通して、地域社会とともに子供たちを育てる場・地域の人々の学習・交流の場・地域コミュニティーの拠点となり、学校と家庭・地域との連携を図る『地域連携』の取り組みのひとつです。
本校は、地域社会の子供や大人に対する学校施設の開放や学習機会の提供などを積極的に行い、地域社会の拠点としての様々な活動に取り組んでいます。
このような取組を通じて、開かれた学校の教育活動をより多彩で活発なものにするとともに、家庭や地域の方々の学校に対する理解をより深めることに資するものとなればと思います。