2月6日（土）普通科幼児保育コース2年生による「学習成果発表会」が行われました。この発表会では「地域との連携による課題解決型学習」として、姉妹校の認定こども園「みどり幼稚園」「宮崎学園短期大学」と連携し、1年間を通して取り組んできた学習の成果を3部構成で発表しました。

第1部では子どもの発達と保育「手作りおもちゃ制作」学習発表をプレゼンテーション形式で行いました。

生徒達は、制作した手作りのおもちゃでいかに幼児達が楽しくかつ安全に遊べるかを、実際におもちゃで遊ぶ様子から問題点を見つけ改良を重ねていきました。

今年度はコロナの関係で、幼稚園に出向いて幼児達と触れあうことはできませんでしたが、手作りおもちゃで幼児達が遊んでいる様子をビデオ映像で確認し改良してきました。

この「手作りおもちゃ制作」を通しての「課題解決型学習」で育児に大切なことを学んでいきます。

第2部では本校独自の設定科目「ミュージカル基礎」の学習発表を行いました。

歌や踊りを交えたミュージカルの中に手話を取り入れたり、環境問題にも触れる内容でした。

第3部では高大連携教育「器楽活用の基礎」の学習発表を行いました。

これらの学習は、保育科のある「宮崎学園短期大学」や認定こども園「みどり幼稚園」を姉妹校に持つ本校ならではの取り組みとなっています。

また、壁面制作・生徒が作成した年齢別子ども用のおもちゃ（写真）の展示もありました。

今年度は、新型コロナウィルス感染拡大に伴い一般公開が中止となり、校内からの見学も1年生幼児保育コースの生徒のみに限定されましたが、生徒達はこれまでの学習の成果を堂々と発表していました。