中学校からのお知らせ
宮日こども新聞に掲載されました
- 2021年04月28日
- 中学ニュース
中学3年生の黒木 満里愛さんの文章が、2021年4月24日付の宮日こども新聞3面「こども新聞で考えた」に掲載されましたので紹介いたします。
かっぱフルライフ第95話「小戸之橋」の漫画を読んで
「ありがとう小戸之橋さよならフェスティバル」が行われたのは、私が宮崎小1年生の時でした。当時、歩行者天国になった橋を歩きながら「壊すのに4年、作るのに3年かかるんだ。新しい橋を早く渡りたいな」と、心を弾ませたことを覚えています。
宮日こども新聞の漫画「かっぱフルライフ」で新しい小戸之橋が開通したことを知り、さっそく渡ってみました。歩道が大変広く、自転車が通っても安心して歩けました。また、橋の途中にベンチが作られていたのに感動しました。橋の入り口から歩いて坂を上った先に青空が広がっていて、橋の白さをひときわよく感じさせました。
橋は道と道をつなぐもので、つながることで人々が交流できたり物流が生まれたりします。漫画の中で言われているように、人にとっては橋はなくてはならないものです。新しい橋を歩きながら、橋には道と道だけではなく、心と心をつなぐものもあると考えました。
新学期を迎えて、新しいクラスでまだ慣れないこともあり、不安に思うことがあります。7年かけて立派にできあがった小戸之橋のように、私も級友たちと心の橋をつないで、充実した中学校最後の年を過ごしたいと思います。